ローテクスニーカーのすゝめ
今回もスニーカーに関する記事です。
前回の記事に書いてたんですけど、スニーカーには大きくわけてローテクスニーカーとハイテクスニーカーに別れてるんですけど、ネットには基本的にハイテクスニーカーの記事とか、PV稼ぎのアフィの浅っせえ〜〜〜記事ばっかりなので今回は大学生になってからその半分を靴屋さんでバイトをしている僕が"""ガチ"""でローテクスニーカーが好きな僕が長所と短所とおすすめのローテクスニーカーをご紹介します。
なんでまずこの記事を書こうと思ったかって言うと、僕は今も靴屋さん(別にオシャレなアトモスとかみたいなスニーカーショップじゃないけど)でバイトしてるんですけど、店舗ごとのブログもたまに担当してるんですよね。
ただ、ああいう公式のブログとかだと景品表示法やらなんやらで当たり障りのないことしか書けないので魅力が伝わりづらいんですよね〜。ほんまにこんなんで売れるんか???って思ってとりあえず書いてます。
ということで、以下よりプレゼンです。
1.ローテクスニーカーのいいとこ、悪いとこ
・高くない
これ。まずはこれ。ありがたい。
最近のスニーカーマニアの流行りといえば、基本ハイテクのジョーダンシリーズとかエアマックス系が主流なんですけど、復刻のノーマルカラーとかでもクソ高いしまず基本抽選でハードルが高すぎる。コラボならそこから5000~10000円上乗せで2万円台はザラ、プレ値が着くと10万円〜とかのスニーカーも結構ある。給付金でも買えねえよ!!!
ってなるんですけど、ローテクスニーカーは基本的にインラインの商品なら1万円あれば十分お釣りが来るし、在庫がいっぱいあるしあまり困ることは無いのでファッション的にもお財布にも優しいのが魅力なんですよね。コンバースとかならカラバリ豊富だから複数足持てるし。学生にはすごいオススメです。
・長く、雑に履ける
雑に履くな!!!!って聞こえてきそうですけど、これもまたローテクの魅力。
エアマックスとかだとミッドソール(靴のクッションみたいなところ)(説明が雑)の素材が水に弱くて、雨の日とかにも何も考えず履いてると、ある日バキィッ!!っていったりします。加水分解ってやつですね。
2、3日で壊れるわけじゃないですけど、アッパー(靴の上の部分)がこんなに綺麗なのに壊れたらめちゃくちゃ萎えません?僕は萎えます。
雨の日とか避けたり、ローテーションで履いてても空気中の水分吸って劣化し続けていくわけですよ。靴好きの陽キャはあれだけウェイウェイしてても裏では加水分解の恐怖と戦ってるわけです。
ローテクはといえば、理論上靴底とアッパーがボロボロにならない限り履き続けられます。つよい。
そういう意味でローテクは雑に履けるということ。キャンバスのスニーカーならちょっと汚れたり雨に濡れたりしても「まあ、洗えばいいか...」ってなるのでめちゃくちゃ精神衛生上楽。古着とか着る人だとわざと雨の日に履いてこなれた感だしてる人もいます。上級者だ...
そういう風にハイテクとは逆に褪せて行ったり、ミッドソールが経年変化で黄色くなって綺麗すぎ無くなっていくのを楽しめるのもローテクのいいとこです。逆に白すぎると靴だけ輝いちゃうので履きづらい。筆者はadidasのスーパースターがヘタレて行くのをニヤニヤしながら履いたり手入れしています。キモいですね。
・どんな服装にも似合う
これもデカいですね。脳死で履けます。
ぼくがジョーダン系とかエアマックスをあまり買えない理由はこれもあります。ヴェイパーマックスとかジョーダン欲しいなあ〜っておもってた時期もありましたが、なんせ服装に合わない。ディッキーズにサッカーのスパイクみたいなベイパーは死ぬほど合わない。Vapor/97のグレープ見た時一目惚れだったんですけどこれに合う服が無え...ってなって諦めました。でもめちゃくちゃかわいい。
Air max98以前のスニーカー!って感じのエアマックスなら結構合うんですけど、最近の720とかみたいなランシューみたいなアッパーはシュッ!としてるのでスキニーとかの方があいます。たぶん。
対してローテクはワイドパンツであろうがスキニーであろうが何でも似合います。神です。
色味だけで合わせられるので服装選びは結構楽です。
・手入れが楽
これは初めの雑に履けるってやつにも通じるかもしれません。
ハイテク系のスニーカーはレザーとメッシュの混合だったり、上記のように水に濡らしたら劣化が早まるので結構手間と手入れのアイテムが要ります。
スニーカーのアッパーの素材には主にキャンバス、革(スムースレザーやスウェードなど)、メッシュが多いです。ローテクはキャンバスとレザーがほとんど。
キャンバスはもう手入れが死ぬほど楽です。バケツにお湯はって靴と中性洗剤ぶち込んで放置→靴シャンプーみたいなやつでブラシで磨いて乾かす。以上。
レザー系はちょっとキャンバスよりめんどくさいんですけど、でも基本的に靴シャンプーとブラシさえ用意して水をつけすぎないように磨くだけである程度綺麗になります。
靴の洗い方はまたほかの記事で詳しく書こうと思いますが、とりあえずハイテクよりは気を使わずに手入れ出来ます。防水スプレーは振っとけよ!
こんなとこがローテクスニーカーのいいとこでしょうか。もちろん良くない点もあるので、それも書いていきます。
・快適性はあまりない
そりゃそうです。ローテクって言うぐらいですからね。
ローテクシューズってほとんど100年前〜30年前の設計のままなので、レトロさを引き換えに快適性がある程度犠牲になってます。コンバースのオールスターは1日使うとマジで痛い。かかとが死ぬ。
adidasが好きなのでboostっていう米粒みたいなクッションが入ってるスニーカーを持ってるんですけど、定価は高いですがめっっっちゃ快適です。布団の上歩いてる感じ。boostはマジで最強です。立ち仕事してる人はみんな買って欲しい。
また紹介します。
・重い
これはVansのオールドスクールとかコンバースのオールスターみたいなバルカナイズド製法っていう靴は特に顕著です。オールスターのゴム底って結構分厚いので結構重いんですよね。ハイテクスニーカーはミッドソールは分厚いもののクッションあるし軽いので長いこと履いてても疲れにくいです。
2.おすすめのローテクスニーカー
・adidas Campus
ローテクが得意なadidasの三本柱(?)の一角、アディダスオリジナルスのキャンパスです。
他のふたつのスーパースターとガゼルと悩みましたが、デザインが1番ザ・スニーカーって感じなのでキャンパスをチョイスしました。
初めから少しソールがヴィンテージっぽく黄色くなってるので、買ってすぐ古着とかにも合わせられます。でも黄色すぎないのでキレイめな服にも合わせられるので使い勝手がめちゃくちゃいいです。スウェードもちょっと大人感(?)があっていいですね。ぼくはメルカリで買ったけど小さいのを買ってしまって手放してしまいました。メルカリで買うにしても店でサイズ感をちゃんと合わせて買おうね!
・Converse Jack purcell
初めにレザースニーカーを紹介したので、次はキャンバススニーカーを。
ローテクをメインにしてるアディダス、コンバース、バンズから1足ずつ出そうとしたけど、色々考えてこの2足にしました。
ジャックパーセルは前のコンバースの記事で紹介しなかったですが、オールスターの次に有名な1足だと思います。
ただあんまり靴に興味ない人はコンバース=オールスターだと思ってるのでオールスターの3分の1ぐらいの人しか履いてないです。だからこそこれ履いてる見ると「お前、分かり手じゃん...」ってなります。
まずいい所のひとつとしてオールキャンバスなのでめちゃくちゃ手入れが楽です。汚れたら洗剤とお湯にぶち込めます。
そしてジャックパーセルの一番の売りは取り外し可能なめちゃくちゃ分厚いクッションです!!!
オールスターとかほかのローテクは基本的に取り外し不可な快適性ほぼ無に等しいインソールが入ってますが、ジャックパーセルのインソールはめちゃくちゃクッションがあります。ローテクでは多分履き心地は最強です。
ただしこれだけ分厚いインソールがはいるということは、かさが上がって足幅の広い人だといつものサイズで買うと痛いのがタマにキズ。0.5か1センチ上げて買いましょう。
今回の記事は以上になります。これを見てローテクにハマってくれる人が1人でも増えたら嬉しいなあと思いながら、終わりにします。
ミズノプロ 5DNAモデルについて
今回は野球用品の紹介です。
前述の通り小中でソフトボールと野球をしていたのですが、高校でも学校の友達と草野球したり、卒業してからもちょくちょく野球サークルに遊びに行ったりキャッチボールはしてました。
そしてコロナ自粛明けから高校の友達に誘われて野球した時のメンバーでチームを結成したわけですが、なんせグローブが中学1年生のときに買ってもらったグローブだったのでふにゃふにゃだったので買い直すか...と思って買ったグローブがあまり良くなかった。形で決めて買ったけど革の質が良くなかったり、劣化が割と早かったのですごく萎えてしまった。草野球やから別にそれでええんやろうけど...
そんな感じで中学の時からのグローブと購入したグローブを併用したりして、来年からミズノでダイバーシティブルーとかブロンドのオーダーが出来るらしいのでそれまでこの2つで行くかー、と思った矢先に、あるツテでど偉いものを頂いてしまった。
!?
!?
!!!
そう、ミズノプロの投手用。しかも2020年モデルなので最新の仕様のヤツ。初ミズノプロなんすよ。
価格:35,200円 |
このあまり見慣れない形は5DNAモデルというヤツで、どんな感じなのかってレビューをググッてもミズノの公式ページと通販ぐらいしかまともにヒットしなかったので、今回はまだキャッチボールぐらいしかしてないけどファーストインプレッションをお伝えしようと思います。
・見た目の感想
まずは大きさから。
大きさは11サイズなのであんまり大きい部類には入らないと思うのだが、横型のグローブが初めてのためかすごく大きく見えた。黒なので重厚感もある。
次は手の甲側。
ウェブは派手なのがあまり好きでは無いのでタータンベースで個人的には好み。今までオーソドックスなポケット深めのグローブを無理矢理折り曲げて使ってたのでウェブが高校球児の投手用みたいになってたのだが、元々横型なのでウェブが真っ直ぐなのがめっちゃいい。型の理想としてはDeNAの今永モデルなのでここはヨシ。
あとは見た目でいちばん好き嫌いが別れるであろう親指側のロゴマーク。正直まだ慣れてないけどランバードマークならまだ耐えてる。ZETTの親指側にロゴあるのは凄い違和感ある。長方形ベースのロゴはやっぱり手の甲にあるのがいちばんしっくりくる。でもライナーバックの時は小指側にロゴあるのめちゃくちゃ性癖。というかライナーバックが性癖。
・機能について
ミズノプロは今まで3Dテクノロジー、4Dテクノロジーと進化してきて、今回その進化系の5DNAテクノロジーを採用した。
ミズノ公式の説明によると、プロ野球選手のグローブを解析し、使い込めば使い込むほど理想の型が出来上がっていく...らしい。まだ使い込んでないからわからんけど。おいおい書いていきたい。
そしてムートンの部分にも、薬指から小指にかけてパッドが入っており、フィット性がアップする「ハイブリッドムートン」が採用されている。
はめて見た感想としては、慣れたら違和感はないけどこれは好き嫌いあるやろな〜って感じ。ただ個人的にはムートンが汗でカピカピになるのが好きじゃないので半分パッドが入ってるのは助かるかもしれない。
・個人的な感想
まずグローブをはめた時の第一印象は今までのグローブ(20000円前後)と比較してめちゃくちゃ革がしっかりしてる。今までのグローブっておもちゃやったんかな?ってなった。しかしその分重いので、どちらが好きかはまた好みが別れるだろう。僕は投手用はある程度重くて大きい方がカベを作りやすかったり投げるときに左手を引っ張りやすいのでこっちの方が好きかもしれない。
しかし革がしっかりしているのになにも塗ったり型つけもしてないのにある程度握れるぐらい柔らかいのには驚いた。その前に買ったハタケヤマカッチカチやったぞ。
革は割としっとりめ。ハリがあります!!!みたいなグローブよりしっとりしてるミズノの方が好き。
・総評
初めてのミズノプロ、まだ1回しか使えてないけど最高!!!と言える。これからもミズノ教です。
ただ5DNAに関しては投手やとそんなに必要性を感じなかったので、普通の在りきたりなミズノプロも用意してくれてたら最高やったのにな...ってちょっと思っちゃった。
今週また試合があるので実践でのレポ、手入れの記事とかをまた書きます。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
西のコンバース、東のプロケッズを比較してみた、
昔から今に至るまで、東の○○、西の○○は数多く存在していて、それはスニーカーにも存在しています。それがタイトルの(プロ)ケッズとコンバース。
ファッションサイトとかでは商品概要と簡単な歴史を紹介していたりするだけで、コンバースはどこがどうで、プロケッズは〜なんて言うのはなかったので、両方を履いてる自分が両方のレビューを簡単にしてみようと思いました。まずプロケッズとはなんぞや?という方々に少し紹介していきます。コンバースについては以前詳しく歴史やオールスターのことについて記事を書いたのでそちらを見ていただければ幸いです。
・プロケッズの歴史
まずプロケッズの前に、その元であるケッズを紹介していきます。
ケッズは1916年にアメリカで設立され、キャンバス地のアッパーにゴムのアウトソールを組み合わせた靴を安価に提供して一躍有名ブランドになっていきます。名前の由来は子供(Kids)とラテン語で足(Peds)の組み合わせです。
元企業であるUSラバーカンパニーが革靴が主流だった当時、ゴム製の柔らかいソールであれば後ろから人に音を立てず忍び寄る(Sneak)靴出来るやんけ!というキャッチコピーから、スニーカーという言葉ができたという逸話まで持つメーカーです。
そしてそこからバスケット用やテニス用などのラインとして派生して行ったのがプロケッズ(ProKeds)という訳です。ミズノからミズノプロが派生したみたいな感じです(多分)。
そのプロケッズの1番有名なスニーカーはロイヤルアメリカという1足。
コンバースのオールスターとそっくりなんですよね。こちらも元々はバスケットシューズでした。
しかし人気はコンバースの方が勝り、1980年には本社は生産を停止してしまいます。
そしてその後は伊藤忠などがライセンスを得て生産し、A○Beeなどで販売しています。
そしてここからが本題。
・オールスターとロイヤルアメリカの比較
まずは外見から。上からの写真。
両方サイズは同じです。
日頃両方とも結構履くので汚くて申し訳ないですが、両方を並べた写真。紐は黒がかっこいいなと思ったので両方付け替えてます。
まずは紐を通すハトメですが、オールスターは8個でロイヤルアメリカは6個。多すぎてもあれですが、個人的には1個ずつが少しづつ小さくて多いオールスターの方が少し大人っぽく見えます。そしてロイヤルアメリカのハトメはくすんだ銀で平面的でちょっと安っぽく感じます。オールスターの方が立体的。
そして大きく靴のシルエットを変えるトゥキャップ(つま先のゴムの部分)はオールスターの方がシュッとしててロイヤルアメリカは大きくてちょっとのぺ〜っとした印象。でもロイヤルアメリカのほうが指先にかけての絞り込みが緩いので、足幅の広い方がぴったり目のサイズを履きたい!という時にはロイヤルアメリカの方がいいと思います。僕もこっちの方が気持ちラクに感じます。インソールもロイヤルアメリカは外せるので取り替えもサイズそのままで出来るので嬉しい。変えてないけど。
次はサイドから。
オールスターは履き口とハトメの横のステッチがシングル、ロイヤルアメリカはシングルになってます。まあだからってそんなに強度は目に見えてどうだ!とかはないです。
そしてこの2足のデザインで大きく異なるのはサイドステッチの有無とサイドテープの大きな赤と紺のロゴの有無。ここで印象がだいぶ変わります。
なお、ロイヤルアメリカのサイドステッチはCT70のようにあて布がついてる訳ではなく、あくまでダミーのステッチです。でもまあ可愛いからいいか。
ロイヤルプラスのロゴはだいぶ好き嫌いが出ると思います、やはり飾り気のないシンプルなこのデザインに派手なものが着くのでコーデでも主張が激しい。なので僕は主にダンス用で履いて気合い入れた服着る時はあまり履きませんでした。
そしてオールスターはサイドテープの真ん中に黒い線が入るので、ちょっとスマートに見えます。これが入ってないのもプロケッズがチープに見える原因かもしれません。そのせいでロイヤルアメリカのサイドテープのほうが縦に高そうに見えるで計りましたが、同じ3cmぐらいなのでやはり細かい意匠ひとつで印象はだいぶ変わるなと。
そしてヒール部分。
オールスターは黒糸で縫ってヒールパッチはシンプルで平面的、対してロイヤルアメリカは白糸で縫ってロゴはカラーの立体的なロゴ。サイドステッチ同様、黒地に白糸のステッチはちょっと子どもっぽく見えるけどこっちの方が個人的にオールスターより好みです。
そして最後はアウトソール。
左がオールスター、右がロイヤルアメリカです。
デザインは両方かわいいですが、ロイヤルアメリカの方が新鮮で可愛いなと思ってます。
グリップの性能はそんなにめちゃくちゃ変わる訳では無いですが、気持ちロイヤルアメリカの方が高い気がしました。ただ減りも早い気がします。
サイドテープの薄さもロイヤルアメリカの方が厚く、ソールとの剥がれが少ない気がするので底からの浸水(?)などはこっちの方が少ないかもしれません。ただシチュエーションが特殊なのであまりそこで差別化は図れるか分かりませんが。
・見た目以外に気になること
特に履いた感じ明確にどうだ!ってところは無いですがオールスターの方がシルエットが細いので長いこと履いてると足の付け根が痛くなって来ます。あとは朝の足がむくんでる時とか。
逆にロイヤルアメリカの気になるところはゴム部分の汚れの落ちにくさ。これが圧倒的に洗うモチベを落とします。オールスターだと直ぐに落ちるところがロイヤルアメリカだと何回か洗わないと落ちないってケースが多すぎます。オールスターのラバーにはちょっとコーティングみたいなのが着いてたりするのかなとか思ったり。
・結論
特に性能的には両方特別優れてるところとか劣ったところはないので、ここまで書いといてなんですが気に入った方を履いた方がいいと思います。
あとはプロケッズが大人の事情もあり今全品2000円とかいう頭おかしい値段で買えるので調べて見てください。
今回は以上です!
価格:5,280円 |
PRO-Keds(プロケッズ) ROYAL AMERICA LO(ロイヤルアメリカロー) 482202 ネイビー 価格:1,100円 |
3分でわかるコンバースの歴史
こんにちは、大学1回生の時にA○Cマートで働きスニーカー沼に落ちてしまった音弥です。
今回はファッションに無頓着な方からめちゃくちゃオシャレな方まで皆履いてるスニーカー、コンバース(特にオールスターと呼ばれるモデル)に着いて語りたくなったので紹介したいと思います。
1.コンバースの歴史は?彼女は?年収について調べて見た!
ネットで調べて見ましたが、よく分かりませんでした!今後の情報に期待ですね!
...という寒い冗談はさておき、コンバースは名前の通りデパートを経営してたコンバースさんが1908年にラバーを使ったシューズ売り出したら雪が多い地域で売れんじゃね???みたいな感じで創業してシューズを売り始めます。
そのシューズはそこそこ売れたのですが、ここでひとつ問題が。
「雪用のシューズだったら冬しか売れないのでは...?」
ここでひとつのシーズンでしか売れないという問題が発生。これはまずい、新しい製品を考えないと潰れちゃうめう...!ラバーを生かした新商品...!
「今までのノウハウ活かしてバッシュ作れば最強なのでは???」
そう、世界一売れているであろうスニーカー「All Star」の誕生です。ちなみに、売上数を正確にカウントしてなかったせいでギネス記録では世界一売れたスニーカーはアディダスのスタンスミスです。可愛いけどね。
ちなみにバイト先の先輩にスタンスミスのベルクロ可愛いですよね!って言ったらあんまり好きじゃないって返ってきました。ぴえん。
このオールスターという靴、誕生したのは1917年なんですよね。100年前!?!?!?日本はまだ大正6年、バリバリ第一次世界大戦中です。そんな昔に作られた製品がほぼそのままの形で今も履かれてるってめちゃくちゃロマンじゃないですか?知らんけど。
その後もジャックパーセルやワンスターなど、今でも根強い人気を持つモデルを数多く生み出したコンバース。
今でも日本でおそらく数十、いや、数百足は売れてるであろうコンバース、こんな人気シューズ作ってるメーカーが潰れるはずなんてありません!!!
潰れました。
2001年、アメリカのコンバースは倒産申請をしました(チャプター11ってやつなので日本の破産とは違うのですが難しいので割愛、というか僕もあまりわかってない)。
するとある日本のクソデカ企業がコンバース再建に名乗りを上げます。
そう、伊藤忠商事です。
伊藤忠は月星化成(現ムーンスター)などと手を組み、コンバースの倒産後資本再建に手を貸し、翌年に(株)コンバースジャパンという会社を設立し、これでコンバースが日本で買えなくなることは無くなりました。
しかし、更なるクソデカ企業がコンバースをまるまる買収してしまいます。
世界最強のスポーツ用品メーカー、NIKEです。
ナイキがコンバースをまるまる買収してしまったので、アメリカのコンバースと日本のコンバースは別物になってしまったわけです。
このふたつのコンバースが立ち上がった当初、日本にもアメリカのコンバース製品は普通に入ってきてて、両方買える状態になっていたらしいです(当時僕は幼稚園児なのでわかりませんが)。しかし、日本のコンバースを売る伊藤忠はこう思うわけですよね。
「アメリカのコンバース売れても一銭も金にならないしムカつくんだが???」
こうして伊藤忠は税関で販売目的で輸入されるコンバース製品を止めちゃったわけです。ぴえん。
オシャレな人達ってなんでアメリカのコンバースを日本のコンバースの3倍の値段で買うんでしょうかね?日本とアメリカのオールスターを比較してみました。
3.ハイテクなローテクシューズ、それがCT70
この一文、むちゃくちゃ矛盾してるので「????」って感じになると思います。その前にハイテクとローテクってなんやねん、と。
ハイテク(シューズ)は快適性とかフィット感を上げるために最新技術とか詰め込んだ靴のことです。わかりやすく言うとナイキのエアマックスとか、リーボックのポンプとかが代表です。
逆にローテク(シューズ)は昔のフォルムのままのクッションとかないです、靴です!!!って感じの靴です(語彙力は???)。コンバースを筆頭に、バンズやアディダスの代表的なスニーカーもローテクです。
上述の通り、コンバースを買収したナイキはめちゃくちゃハイテクが売りのブランド。ナイキはオールスターを見て思いました。
「クッションないスニーカーだったらナイキの技術ぶち込んで履きやすくすればいいじゃない!」
ナイキがシューズ業界のマリーアントワネットと呼ばれるゆえんです。(聞いたことない)
オシャレな大学生がよく持ってるクソ高いコンバース オールスター、それがこのCT70です。
1970年代のオールスターをリバイバルしたオタク的にはアツいスニーカーで、今のオールスターには無いサイドのステッチやサイドテープが経年変化してるような加工、さらにはコットンのいいシューレースが使われています。さらにはナイキのハイテク技術を活かした柔らかいインソール。これにより幾分かは日本のオールスターより快適に履けるわけですね。でも税関で止められちゃうので自分で韓国とか近くの外国に行って買うか、セレクトショップでクソ高いのを買わないといけない。めちゃくちゃほしい。
ほかにもランニングシューズに使われるような素材を使っためちゃくちゃ魔改造オールスターもあるんですが、それはまたおいおい書きます。
4.ハイクオリティなMade In Japanのオールスター、J
じゃあ日本のオールスターは下位互換なのか?といえば全てそうではなく、インラインで売ってくれてるハイグレードなオールスターもあります。
それがコイツ、Allstar Jです。
見てもらえば分かるかもしれないんですけど、普通のオールスターよりつま先のカバー(トゥキャップ)が小さいのでめっちゃシュッとしてるんですよね。
しかし日本人が幅広甲高日本人のために作ったオールスターなので履くといつものやつより0.5cm縮めても履けちゃうというバグが発生します。なにこれ。(幅広甲高なのでめちゃくちゃ助かる)(AB○マートで試着した時幅広すぎて頭がバグった)
しかもローテクシューズは紐が通ってるところがぎゅっと絞めてる方がかっこいいので、幅が広いとめちゃくちゃ締められてかっこいいんですよね〜。
キャンバス生地やシューレースがCT70より質が高いし、何より日本製なので親近感が湧きます。
もってないけど。ほしい。誕生日が近いので誰か買ってください。
めちゃくちゃ雑にコンバースの歴史とか人気モデルについて殴り書きました。コンバースにはアディクトっていう1万6000円ぐらいする(!?!?!?!?)バグったオールスターとか、上述の海外のスケボー仕様の魔改造オールスターも紹介したいと思います。あとはコンバースじゃないけど1番好きなスニーカーのスーパースターについてとか。
ということで今回はここまでです。長文を読んでいただきありがとうございました。
スニーカーについて
僕の中でファッションの軸にしているものがスニーカーです。
スニーカーに興味を持ち始めたのは大学1回生の時に某チェーン靴屋で働き始めた時に勉強したことがきっかけです。
ダンスをしている(今はコロナということもありあまり出来てませんが...)ということもあり、どんな靴が踊りやすいかなとか、結構長距離を歩いたりするのでクッションがいい靴を色々探し求めたりしてるので、ダンサーやそれ以外の靴選びに迷ってる人には是非このブログを見てほしいなと思います!
個人的な趣味としてアディダスやコンバースを初めとしたローテクシューズが好きなのですが、ハイテクシューズとかに比べてあんまりブログとかYoutubeで取り扱われにくいんですよね〜。
ということでこのブログではローテクメインで色々書いたりしていきたいと思ってます。というか持ってるスニーカーがほぼローテクなので...
個人的にはAdidasのSuperstar 80sや、普通のConverse ALL STARを普段ヘビロテしてるので、そこらへんは後々分けて記事を書こうと思ってます。
あとは靴を磨いたりするのも結構好きなので、メンテナンスの記事とかも出す予定です。是非ご覧ください。